手話通訳者としても活動しています

聴覚支援学校に勤務を始めてから30年以上経ちましたが、これまでは仕事優先で手話通訳は限定的に行っているのみでした。しかし、教員を辞めてから数年経ち、手話を使う場面が一気に減り、自分の手話スキルに不安を覚えるようになり、再び手話を学びに通いました。その期間およそ1年。実力を試すつもりで手話の全国統一試験を受験したところ、今回無事合格！5月から手話通訳者として宮崎市において聴覚障害者の生活支援を行っています。

まだ数件しか行っていませんが、それでも聴覚障害者が情報を正しく得ることの難しさ、社会的な壁を感じます。手話言語条例が議会で可決はされているものの、まだまだ福祉領域にとどまっている状況だなあ、と思いますね。
今後、「言語」として手話が認知されていくためには、より一層の手話通訳者が活躍する場面が必要だと感じます。
皆さんも是非手話講習会に通ってみませんか？聞こえない故の生活様式、文化なども知ることができて面白いですよ！